SORACOM Airを使って、DataSpider+Thunderbus連携をやってみた
*SORACOM Airがやってきた
いま巷で話題のSORACOM Airがアプレッソ(私の手元に)にもやってきたので、早速使ってみよう!と思いたち、私ができる範囲でかつ短時間でできることで考えてみました。
素材はこんな感じ。
- SORACOM Air(データ通信)
- 3G USB ドングル
- Nano Sim Adapter
- DataSpider
- Thunderbus
*簡単に素材のご紹介
- SORACOM Air(データ通信)
- きっと説明はいらないと思います。。。
- 3G USB ドングル
- 購入するまで「ドングル」というものの存在を知りませんでした。。。はじめ「ドングル」買っといて!と言われたとき「どんぐり?」と頭の中で何度こだましたことか。。。詳しい説明は以下の通りで、こいつは3Gの通信をしてくれます。
ドングルとは、コンピューターのUSBポートやパラレルポートなど各ポートに接続する装置の総称である。主に、プロテクトドングルと呼ばれる、ソフトウェアの違法コピーを防止する目的で作られたドングルを指す場合が多い。
ソフトウェアに同梱されているドングルをパソコンへ接続しなければ、ソフトウェアを使用することができない仕様となっているものがある。その際、ドングルはユーザーライセンス認証の役割を担っている。
またその他、インターフェースの変換を行う小型装置もドングルと呼ぶ。例えば、PS/2ポートに準拠したキーボードやマウスなどの周辺機器を、形状の違うUSBへ接続する際にアダプタのような役割をするものもドングルである。
また、Bluetoothの送受信装置をUSBポートへ接続するものもドングルと言われている。
*で、決まったのはこれ。
PCにあるcsvファイルをSORACOM経由で別のPC上にあるDataSpiderからインターネット越しに直接参照して連携処理を作成・実行する!
うん。長い!!!
*やってみよう
3G USB ドングルのセットアップ
テスト環境は何かと便利な自分のPC(VAIO Pro 11)に入れよう!と思い、早速インストールをを始めたのですが、これが全くうまくいかない。。。インストールが何度も失敗してしまいます。結局何をやっても今はわからない!と思ったので、ここは諦めて別のPCを調達することにしました。するとどうでしょう。。。なんのトラブルもなくスルッと入りました!*1
わー!通信してる!という、当たり前のことで喜んでしまいました。
Thunderbusの設定
一旦通信を止めて、次にThunderbusの設定を行います。
ドングルが刺さっている端末にはThunderbus Agentがインストールされているので、あとはどのディレクトリを公開するのか、という設定を行うだけです。
データは「c:\data\sampledata\」に用意しているので、そこを「soracom」という名前で外向けに公開しようと思います。
はい。こんな感じで、設定は完了です。
DataSpiderで連携処理を定義
まず、SORACOM Airで通信を開始しておきます。
DataSpider上から対象のファイルが見れるか、確認して見ましょう。
DataSpider Studioを起動して、エクスプローラを見ると。。。
あー。見えてる!見えてる!いつもやってるデモなのになんだか嬉しくなります。
では、他のPCの中にある「50.csv」を私のPCに変換しながら持ってくることにします。まずは読み取りの処理をちょっと設定して。。。
変換処理と書き込み処理をつなげて、えい!実行しちゃえ!!
わーい!当たり前だけどできたー!
SORACOMコンソールを見て確認
データが流れた結果が見れてなんだか嬉しい。
全部当然のことなんですが、一通り疎通ができたので、よかったです。
まとめ
今回実施したものをまとめると、こんな感じ。
私でも簡単にできる!ということがわかりました。それとThunderbusはHTTPS、SORACOMは閉域網なのでセキュリティ的にも安全ですね。今度はSORACOM Beamも一緒に考えてみたら面白そうなので、それはまた今度。